秋の吉無田

結果 DNS

脚の故障を完全に回復させる為、スタートラインには並ばず。今回は会長と相棒の応援にまわる。

前日より会場近くのキャンプ場バンガローに泊まる。しかしバンガローとは名ばかりのプレハブ。6畳ほどのスペースに大人4人子供2人。あるのは裸電球とテーブルと夏用寝具と毛布のみ。かなり、かなり寒い。予約したのは自分なので、みんなに申し訳ない気分になる。でもみんな文句も口にせず対応してくれる。

会長5時過ぎに起床。朝食を摂って、準備を済ませ会場へ。

天気はバッチリ。会長と相棒の2人は試走へ。自分はテントを張り、子供たちの休憩スペースを準備。

9時半スタート。1周目は上りで応援。写真を撮ろうとしたらバッテリ切れで大失敗。ピットに戻り、子供たちと遊びながら選手たちに声をかける。走りたくて堪らなくなる。苦しさに堪えながら、それでもしっかりと前を見て走ってる姿は素晴らしい。自分もその状態でありたい。

1時間が過ぎレース後半。2人ともかなり良い表情。会長は2位を独走。相棒は10位以内には入ってる感じ。他のクラブ福砂屋勢も健闘中。

残り13分となり相棒がラップ。あと2周だ!と気合いを入れる。

会長、相棒の順にゴール。会長は2位!やっぱり強い。でもだから挑戦したい。打倒会長を想いゴール姿を見送る。次に相棒がゴール。ラストスパート。身体が炎になってるかのよう。周りの空気が揺らいで見えた。2時間走り抜いた最後なのに、ラストが一番強く見えた。

2人ともかなり出し切った様子。自分も歩き回って疲れたのか、少し休憩。

表彰式。
会長が表彰台に上り健闘を讃え合う。自分もあそこにいたかった。

帰路。
ここから長時間ドライブ。相棒とゆっくり話しができた。高速は20キロ以上の渋滞。ちなみに渋滞とは時速20キロ以下でしか車が進まない状態を言うそう。また渋滞の本来の意味は、物事が滞って進まない状態だそう。まさに自分の近況。だけど自転車に乗るときと同じスタンス。前を見て走る。


最近みたDVD『OVER COMING』の冒頭より。

降り注ぐ災難の中に己の身を置いてみよ
次々に訪れる痛みや喜び・成功と挫折を経験して
人は初めて人間になれる